5/9日 課題4・5ワークショップが無事盛況に終わりました。

ワークショップ開催前に、日本女子大の小林富雄先生と初顔合わせをしました。

ワークショップの様子

福崎PL『拠点概要説明』
坂田特任教授
演題:『バイオコミュニティ関西のご紹介』
大槻教授
演題:『フードロス問題に向けての社会・経済学的アプローチの必要性』
MM.Malikul Ikram ストラテジスト
演題:『熱帯果実輸出のサプライチェーンにおけるフードロス低減技術導入のフィージビリティスタディ』
道田グループ長代理(アジア経済研究所)
演題:『エシカル消費に向けての消費者の認識の形成:持続可能性認証研究の知見から』
本田圭市郎准教授(熊本県立大学) 
演題:『サプライチェーンにおける鮮度管理技術の導入に対する消費者の評価』
本田孝祐教授 演題:『国際的フードソリューション人材の育成にむけた私たちの取組み』
阿良田教授(立命館大学)演題:『双方向型教育による人材育成-立命館大学食マネジメント学部の試み-』
小林富雄教授(日本女子大学)を交えてのパネルディスカッション

120名以上がご視聴いただき、無事盛況に終わりました。視聴者様からのメッセージを一部公開します。

大学機関Bさま

人間心理が購買行動に影響することが数字で示されて納得しました。

官公庁Dさま

今回のテーマは理系的なものではなく、もともと理系だった私にとって今回のワークショップは異なるアプローチの方法だったと感じ、とても新鮮でした。

計測メーカーBさま

新技術の社会実装を見越し、経済学や教育を取り入れている点が大変興味深かったです。

アンケートでいただいたご質問に回答します。

官公庁Eさま

熊本県立大の本田先生のお話で、特性と満足度との相関について定量的に見える化できることで、テーマに日頃、意識の低い人にも分かり易いのかと思いました。ただ、設問の順序によっても同じ事を聞かれても結果が変わる(のでは?)ことはどの様に反映されているのか興味がありました。

本田准教授

ご質問ありがとうございます。設問の順序によっても結果が変わるのはご指摘の通りです。 今回は、質問の冒頭でフードロスと想定技術と効果について概要のみ説明した上で回答してもらっています。 自然な状態よりも少し知識(と意識)を底上げしている状態ですが、それでもそれほど意思決定に大きな影響を与えているわけではないことからも、そこまで重視されていないのではという結論は変わらないと考えています。 今後は、例えば先に情報を提示する人・後に情報を提示する人をわざと作成してその間での比較や、異なる情報を提示する人を作成して、情報提示方法との関係性などを分析できればと考えています。

食品会社Dさま

具体的にナッジを活用した人々の行動を促す事例などを知りたいと感じました。

本田准教授

ご質問ありがとうございます。ナッジは、強制ではなく自分の判断の自由を残したまま、特定の方向に導く仕組みのことです。 行動経済学分野でよく取り上げられていますが、その分野の研究者の著書(サンスティーン・ライシュ、2020年)を参考に例を挙げると、 スーパーのレジ前で「ここに並んでください」と指示するのではなく、単なる足跡マークだけを配置することで、自然と列ができている状態などです。 他にも、ジェネリック医薬品の普及を目的として、医薬品の選択時の「デフォルト」への仕組みも有名な例です。 これまでは医師が処方する薬を決める際、基本はブランド品で、「ジェネリックでも可」と追加で申し出た場合のみジェネリックの選択肢が出てきました。 それを、処方薬名を一般名として、「ジェネリックでは不可」と追加で申し出る形に変更されました。 ジェネリックをデフォルトとすることで、他の促進策も含めてジェネリックの普及に繋がったという事例もあります。

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最後までお読み頂きありがとうございました。次回は、6/11日に大阪府吹田市にありますエキスポシティで、共創DAYイベント(大阪大学主催)に当拠点のブースを出展しますので、是非お立ち寄りくださいませ。


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